臨床研究等に関する実績 Achievements

基礎・臨床研究での実績

  • 放射線医学

    放射線医学

    放射線被ばくによる白血病の染色体異常による発症機構の解明、重度放射線障害治療への間葉系幹細胞を用いた再生医療研究、CT検査による低線量医療放射線被ばくや放射線治療による高線量放射線被ばくが染色体DNAへの影響についての画像解析技術を用いた臨床研究の実績があります。(Top10%論文40件)

  • 再生医療

    再生医療

    整形外科領域では初めて保険適用された再生医療等製品「ジャック」を研究開発した実績(研究開発 代表者である越智学長が紫綬褒章を受章。中国四国の大学医学系研究者の受章は栄典制度改正以降広島大学のみ) を有し、当該製品は2022年に3.8億円の売上高を有しています。また、磁気ターゲティングによる間葉系幹細胞を用 いた軟骨再生の医師主導治験や肝細胞癌に対する肝切除後の再発予防を目的とした末梢血CD34+幹細胞由来分化NK細胞移入療法など社会実装に向けた臨床研究を推進しています。(Top10%論文 43件)

  • がん医学

    がん医学

    新たながん治療法の開発を目的に、基礎研究から臨床研究を進めている天然型マイクロRNA補充療法 は、現在「橋渡し研究プログラム」シーズC採択の下、希少疾患である悪性胸膜中皮腫を対象とした多施設共同非盲検単群国内第二相試験(Top1%論文、Clinical Cancer Research, 2019)や医師主導のFirst in Human試験を実施中です。また、本学は、中国四国地方における唯一の小児がん拠点病院を担い、JCCGを介して全国レベルの多数の臨床研究(特定臨床研究31件/年)をけん引しています(例;極めて難治な乳児白血病を対象とした海外治験薬の医師主導治験(IF-21研究)の参加による治癒率向上とドラッグラグの短縮に向けた研究活動)。(Top10%論文70件)